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令和5年度 森林環境学習(福島県林業研究センター)
1/15 建築科1年生が森林環境学習で福島県林業研究センターを訪れました。
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まずは福島県の土地の利用状況、森林面積、森林の役割などの講義をうけました。福島県の森林の割合は約70%、全国4位だそうです。
森林は洪水を防ぎつつ、雨が降らないときには水を供給する、水源かん養の働きがあり、また山崩れ防止、土砂流出防止、防風、温暖化防止等の数多くの防災の役割も担っています。
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林業センター・林業アカデミーでは杣人(そまびと)の研修を行っているそうです。木こりさんではなくて杣人というんですね。
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林業用苗木の生産等に関する見学・説明をしました。
なんと杉の木にも、エリートがあるそうです。さらにそのエリートツリーの中でも特定母樹といって成長が早く、剛性があり、幹の通直性(まっすぐ)で花粉が出ない育苗での造林を推進しているそうです。
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学校には無い木材関係試験の設備についても学びました。
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建築科の生徒は木材を加工し、付加価値を付ける学習について学ぶことが多いですが、今回はその根本となる材料・・木材の役割やどのような場所で、どのように育てられ、森林が我々の生活に与える影響、さらには木材の今後の展望等についても触れることができました。
次回は学校でさらに深い内容について講義をしていただく予定です。
大変興味深い森林環境学習活動でした。