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12/14 リスクコミュニケーション講演 化学工学科3年生

リスクコミュニケーション・・・聞いたことがありますか?

安全など事業活動にかかわるリスクは、少ないことが望ましいのですが、リスクをゼロにすることはできません。このため、上手にリスクとつきあっていくことが重要になります。特に、多種多様な化学物質を扱っている事業者は、そうした化学物質の環境リスクを踏まえて適正な管理を行うことが重要です。

そのためには事業者が地域の行政や住民と情報を共有し、リスクに関するコミュニケーションを行うことが必要になってきます。これが

リスクコミュニケーション

です。
と、経済産業省のホームページに記載がありました

今回は福島県の環境創造センターから委託された 津村 守様を講師にお招きして講義を頂きました。

リスクとは、望ましくないことが発生する起こりやすさ(確率)をしめしたものです。化学物質の「環境リスク」は、次の式であらわされるそうです。

化学物質の環境リスク=化学物質の有害性×暴露量

グループワークを行います

やはり有害性が強く暴露量が多いとリスクが高くなるのですね。
逆に言えば、暴露量が小さければ環境リスクも低くなる、ということでしょうか。
福島県では放射性物質の問題等、様々な課題が山積しています。
科学的な立場と正しい倫理観をもつ技術者になってほしいなと思います。