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12/7 建築科3年 地域防災授業Part2・3

地域防災授業のPart2と3が12/7に行われました。
今回は「木造耐震診断の基礎知識」という題で
講師 一級建築士 渡邉 様 に講義をしていただきました。

1級建築士の渡邉先生
実際の現場写真
法律の話は難しい

建築士および建築関係者向けの【一般診断法】について学びました。
まずは調査に使用する道具や手順を学び、建物の中だけでなく、外周部の塀や土留め等の調査も大事だということがわかりました。

色々な写真を例に講義が進みます

耐震工事は、バランスよく筋かいを配置することが大切であり、
補強には引寄せ金物を用いることで揺れに伴う浮きあがりを防ぐことができるということがとても勉強になりました。

次はPCを使って演習を行いました。
床面積や壁の長さなどを入力すると、X方向、Y方向に分けて
強さや保有耐力から耐震性を判定できます。

耐震性の計算

地震は、人命と財産に大きな被害をもたらす可能性があり
適切な診断と耐震補強は災害リスクを減らすためにとても重要だということを実感しました。